散水方式による太陽集熱と屋根冷却は表裏の関係にあります。屋根に散水された水は昇温しますので、これ
をどのように処理するかで設備の目的が異なってきます。
散水量が多ければ戻り水の温度はさほど上昇しません。屋根は低温に維持され、屋根の冷却効果は大きく、
高い集熱効率が得られます。少量の戻り水は高温で屋根の温度も高いのですが、集熱効率は低い値をとり
ます。
散水により屋根面を40℃前半に保てば太陽集熱と屋根冷却を両立させることができます。
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